〇オカリナはイタリア発祥の楽器です。
〇息を吹き込めば、誰でも音が出せます。
指使いを覚えれば、すぐに曲を吹くことができます。
しかし真の美しい演奏にするには、息のスピードや量、タンギング、ビブラートなど、
うまくコントロールすることが必須。
そしてそのためには、音楽的に良い耳、筋力、ソルフェージュ力、感性、音楽的な知識も必要です。
ここがオカリナの奥深さでもあり、練習のやり甲斐があるところです。
大きく分けると「シングル管」「トリプル管」という2種類のオカリナがあります。
シングル管↑(このHP上部のオカリナ)は、始めは音域の幅が少ないと感じますが、
実は様々な曲が吹けますし、温かい音色が特徴。
少しずつ音域の違うものがあるので、楽器を変えながら吹くと、演奏に変化が生まれて、おもしろいです。
トリプル管↑は、3オクターブ近い音域に対応しています。
オカリナはジャンルを問わず、
速い曲も、ゆったりとした曲もいろいろ吹けます。
そして音色が魅力的なので、
音数の少ない曲でも、
きちんと奏法を勉強して練習すれば、
聴きごたえのある音楽になります。
そろ演奏はもちろん、
バス管~ソプラノ管までありますので、
仲間とアンサンブルをすることもできます。
指を動かすことで脳トレになるのはもちろん、息をたっぷり使うので、気持ちがリフレッシュでき、健康増進にもつながります。
〇楽器の値段は?
シングル管は、陶器製だと2~3万円で購入できます。
安いプラスチック製もあります。
トリプル管は、10万円~です。
〇吹ける年齢は?
10歳頃から吹けます。
優しい音色の割には、しっかり息が必要です。
吹奏楽に興味がある方にも、オススメ。
管楽器経験者の方、そうでない方にも
オススメです。
〇オカリナ、上手になるには?
「音楽が好き」「オカリナが好き」という気持ちが、まず必要です。
そして、楽器演奏者は「アスリートのようだ」とよく言われますが、
オカリナも日々練習していくことが、上達には不可欠です。
〇楽譜は?
楽譜は高音部記号(ト音記号)で書かれています。
譜読みに自信がない方でも、譜読みワークなどで慣れていけば、必ず譜読みができるようになります。
〇練習場所は?
1戸建てで、周りに住宅がなければ吹けますが、隣接した住宅地では、防音対策をすることをお勧めします。
マンションでは、防音室が必要です。
公園や、車の中、カラオケBOX、スタジオ、などで吹かれている方もいます。